Nº 15 バターケーキの型
初代が残した逆台形のブリキ型と 時代を写して焼かれる洋菓子 「ブリキ型」用途の分からない物も 新洋軒のキッチンには用途の分からない古い道具が数多く残されています。初代が「作りたい料理のためには必要な道具を揃える」という、 …
初代が残した逆台形のブリキ型と 時代を写して焼かれる洋菓子 「ブリキ型」用途の分からない物も 新洋軒のキッチンには用途の分からない古い道具が数多く残されています。初代が「作りたい料理のためには必要な道具を揃える」という、 …
経塚山の若桜と、和洋折衷が物語る百年前の春 横浜修行と二つの店舗の始まり 横浜での厳しい修行を終えた初代、村越惣次郎は、故郷である新井の地に戻り、精肉店と食堂を併設した「新洋軒」を構えました。さらにその後、最初の修行先で …
店頭の張り紙が告げる、季節限定の洋菓子の記憶 短くなった販売期間 昭和三十年代に新洋軒の人気商品として定着したシュークリームは、現在に至るまで、温かい時期は製造を行わない季節商品です。以前の名入ナプキンでご紹介したように …
新井町が市制を施行して「新井市」になったのは昭和29年(1954年)11月です。ここにあるマッチ箱はすべて「昭和29年〜昭和38年」という、このわずか9年の間に、新洋軒がどれほどのスピードで業態が変化し、デザインを変えて …
昭和の食堂に欠かせない三点セットの調味料入れ 4代の 西洋料理の作法とカスターの役割 昭和の時代、西洋料理を出す食堂において「カスター」と呼ばれる調味料入れのセットは必需品でした。「振りかける」を語源とし、塩、コショウ、 …
新洋軒のメニューを読解 〜 激動の日本、パンメニューを牽引した「エツグサンド」 昭和十年代のメニュー表と四十五銭の価格 新洋軒に保管されている最も古い縦書きのメニュー表には、「サンドウヰツチ」という品書きが印刷されていま …
一枚一枚手折りした洋食屋の仕事風景 印刷した紙を仕入れて折る、手仕事 真っ白な紙の中央に「SHINYOKEN」のロゴが印刷された紙ナプキンがあります。現在ではあらかじめ六ツ折などに折りたたまれ、お店のロゴが印刷された業務 …
昭和の東京オリンピックの年に厨房へ迎えられた鋳鉄の機械 コーヒー文化の開花と東京での修行 昭和39年の東京オリンピックが開催された年、新洋軒は新しい店舗を構え、第二創業期とも呼べる大きな転換期を迎えます。喫茶の文化が花開 …
小出雲坂を滑り降りた先に待つ、熱々の肉料理と文明の味 雪山を滑る緑のスキーヤー 少し黄味を帯びた温かな白釉の肌に、緑色のウェアを着たスキーヤーが気持ちよさそうに滑降しています。轆轤(ろくろ)の目が強く残る凹凸の激しい器 …
マンパワーと雁木で乗り切った冬の記録 埋没する街並み 昭和の初め頃、冬が深まると商店街の店舗の一階は完全に雪の下に沈みます。消雪パイプや流雪溝といった設備はまだなく、降り積もる雪はそのまま街の形を変えていきました。新井の …